リフォーム工事のお勉強
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リフォーム工事のお勉強

  • リフォームの内容を決める
  • リフォームの「できる」「できない」を知る
  • 情報を収集し、依頼先を決定する
  • 見積書・契約書をチェックする
自分の家とはいえ希望のリフォームをすべて思い通りにできるとは限りません。
リフォームの制約となるポイントを知りましょう。

リフォーム基礎知識

まず最初にすることは?

リフォームの内容を決める

住まいをより快適にするリフォーム内容を見つけるためには、まず建物の築年数や傷み具合などの現状を把握すること。そして不満点はどこなのかを整理することが大切です。
STEP 1 ●住まいのデータをまとめましょう
住まいの現状を把握することから始めましょう。
築年数や過去のリフォーム歴などは建物の傷み具合を知る目安になります。
場合によっては、リフォームよりも建て替えのほうがいい場合もあります。
建築図面があれば工事依頼する際に役立つ事が多いでしょう。
形態 一戸建て(木造・2×4・プレハブ・その他)
マンション(ラーメン構造・壁式構造)
延床面積 (   )坪
敷地面積 (   )坪
築年月 年   月 (築    年)
過去のリフォーム・補修歴 年   月 ( 部位    内容)
建ぺい率 容積率     %
その他の規制や問題点  
STEP 2 ●リフォーム or 建て替え ― どちらが良いか検討しましょう
リフォームのほうが良い場合
■希望するリフォームが設備の交換のみ
■希望するリフォームが内装・外装の張り替えのみ
■希望するリフォームが簡単な間取り変更のみ
■建築してから年数がそれほど経っておらず、建物の耐用年数がまだある
■早急にリフォームしたい箇所はあるが、建て替えをする予算はない
■住宅ローンの返済が残っており、新たな借り入れが難しい
■建ぺい率や容積率が建築時と変わり、建て替えると今より小さな家になる
■現在の住まいに愛着があるため、できるだけ長く大切に暮らしたい
■高齢者の同居などの理由で仮住まいが困難
建て替えのほうが良い場合
■希望する企画リフォームを行うと新築するよりも費用がかかる
■増築したいが耐火建築物への改修が必要で新築よりも費用がかかる
■容積率が緩和されたこともあり、3階建てに増築したい
■2部屋を1部屋に~など、間取り変更をしたいが家の構造上無理といわれた
■完全分離型の二世帯住宅にしたい
■老朽化し、長く住むには不安がある
■地盤が悪く建物が傾いたり沈んだりしている
■基礎のコンクリートがひび割れるなど基礎部分が弱くなっている
■建物の大半が白アリの被害にあっている
■周辺に高い建物が建ち、日当たりや通風が極端に悪くなってしまった
STEP 3 ●これくらい経っていたらリフォームを考えましょう
住まいへの不満を解消することも大切ですが、建物を長持ちさせるため、適切な時期に修理・修繕を行っておくことも大切です。
例えば、外壁のひび割れはすぐに影響は出なくても、やがて雨水が浸入することで給排水管のサビや建物内部の木材の腐敗を招きます。そして建物そのものを弱くする原因になることもあります。
あとでまとめて直せばいいと呑気にかまえていると、いざリフォームというときに、予想以上に大がかりな補強工事が必要になり、莫大な費用がかかることもあります。
リフォームを考えている場合なら、同時に行っておいたほうがいいリフォームはないかどうかを STEP 3 の表で参考に考えておくといいでしょう。
  リフォーム箇所 周期 内容
水まわり システムキッチンの交換 15~20年 コンロや換気扇などを新しく。収納や設備機器を見直す時期でもある
給排水管の交換 15~20年 カビなどで劣化するので交換。水まわりのリフォームと同時がおすすめ
ユニットバスの交換 20~30年 交換の際に基礎や柱などの傷み具合を確認。腐食していれば補修を
在来工法浴室の修繕 20~30年 内装を除去し、基礎部分の補修・補強。その後タイルや浴槽を新しくユニットバスに交換するのもオススメ。
内装 居室の壁・天井張り替え 5~15年 塗装の塗替えや壁紙の張り替え
15~25年 塗り替えや張り替えのほか下地や構造、断熱材の補強が必要な場合
外装 タイル張り外壁の修繕 10~15年 汚れのクリーニングのほか、目地の補強や浮いたタイルの補修を
吹付塗装外壁の修繕 10~15年 下地の補修や吹き付け塗装を行う
15~25年 外壁を除去し、下地の補修、外壁の張り替え、吹き付け塗装を行う
屋根材葺き替え 15~20年 下地材を補修し断熱材を新しくし屋根全体を葺き替える
屋根材塗り替え 15~20年 屋根材料に特に劣化がなければ屋根材を洗浄し塗り替えを行う
各部防水修繕 10~15年 バルコニー、屋上など防水仕上は既存状況に応じて再塗装や新設防水を
STEP 4 ●不満点をチェックしてみましょう
今の住まいへの不満点を明確にしましょう。不満を明確にすることで必要なリフォームが見えてきます。解決法が自分では分からない場合でも、工事を依頼する時に何故リフォームしたいのかを伝える事で解決できる事があります。

キッチン

□狭くて動きにくい
□暗くて寒い
□換気扇の能力が低下して煙や臭いがこもる
□下水の臭いがあがってくる
□コンロがなかなか着火しない
□コンロまわりの塗装がはがれている
□給湯器の調子が悪い
□調理台やシンクが狭くて作業しにくい
□調理台が高すぎる、または低すぎる
□吊り戸棚が高くて不便
□収納が少なく雑然としている

浴室・トイレ

□浴槽が狭い
□タイルがはがれたり破損している
□床・壁・天井のカビがどうしてもとれない
□浴室が寒い
□お湯が沸くまでに時間がかかる
□シャワーの温度調整がうまくいかない
□追い炊き機能がほしい
□浴室乾燥機がほしい
□洗濯機置き場がほしい
□脱衣室が狭い
□トイレが狭い
□トイレに臭いがこもる
□和式から洋式に替えたい
□温水洗浄便座に替えたい
□トイレに手すりがほしい

居室

□畳が色あせ、傷みが目立つ
□フローリングにはく離や腐りがある
□カーペットが磨耗している
□天井・壁の汚れが激しい
□クロスがはがれている
□襖や障子に破損がある
□ドアが開閉しにくい
□引き戸が重く開閉しにくい
□すきま風が入る
□日当たりが悪い
□結露がひどい

間取り

□収納が足りない
□家族構成が変化して部屋数が多くなった、
または足りなくなった □水まわりや廊下などで人がぶつかることが多い
□階段が急で危ない
□室内に段差が多いのでバリアフリーにしたい

外まわり

□屋根瓦が割れたりずれたりしている
□トタンや金物にひどいサビがある
□雨樋にゆがみやサビがある
□外壁の汚れや、ひび、はく離が激しい
□基礎に亀裂が目立つ
□バルコニーの金属部分がサビついている
□門扉やフェンスに破損やサビがある
□雨漏りしている
STEP 5 ●リフォームの優先順位を決めましょう
予算内で希望がすべて実現できるとは限りません。どのリフォームが重要なのか家族で話し合って優先順位を決めておくと予算をオーバーしたときの調整がしやすくなります。
その際、等級化や故障などで早急な対処が必要な箇所や、全員が強く希望している箇所の優先度を高くするのが一般的です。
また、キッチンを交換するなら、いずれ交換することになる給排水管も同時に替えるなど、将来のことも考えておくといいでしょう。
 
順位 場所 リフォーム内容 希望の設備機器など
1位 (                 )    
2位 (                 )    
3位 (                 )    
4位 (                 )    
5位 (                 )    

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リフォームの「できる」「できない」を知る

自分の家とはいえ希望のリフォームをすべて思い通りにできるとは限りません。
リフォームの制約となるポイントをまとめてみました。
水まわり
キッチンの移動やトイレの増設は可能?
キッチンを明るい場所に移動したり二世帯住宅にするために、浴室やトイレ、キッチンを増やしたりといった水まわりの移動や増設がご希望で、一戸建ての場合はマンションにくらべて水まわりの変更はしやすいのが特徴です。キッチンの向き・場所を変えたり、2階にトイレや浴室を設けたり、かなり自由にリフォームすることができます。
IHクッキングヒーターをつけられる?
家庭用の電源は100Vが一般的ですが、現在では分電盤が100Vと200Vの両方に対応できるようになっている住宅も多く、200V対応のIHクッキングヒーターを導入することは簡単にできます。しかし、電線の引き込み容量が不足している場合や築年数が古く200Vに対応していない場合は30~50万円の費用がかかります。現在の住まいが200V対応になっているかどうかは電気メーターを見ればわかります。
間取り
間取り変更は自由にできる?
一戸建ての間取り変更は建物の構造によって違ってきます。
柱と梁で建物を支える木造軸組工法などの場合、自由度は高くなります。
窓の数を増やしたり移動したりできる?
建物を支えている耐力壁に新たに窓を設けることは困難です。
開口部をつくっても建物の強度に影響のない外壁であれば窓を増やしたり移動することは可能です。
小屋裏を利用した物置をつくることはできる?
小屋裏は面積がその階の1/2以下で天井までの高さが1.4m未満であれば、階として算入されません。ですから容積率を気にせず物置として使うことができます。
トップライトや吹抜けはつくれる?
既存の屋根にトップライトを設けることはよほど大きな窓にならなければ比較的容易にできます。ただし雨漏りを防ぐために防水処理や屋根の強度を下げないための補強工事などをきちんと行うことが大切です。
上階の床の一部や最上部の天井を取り外してつくる吹抜けは構造の強度に影響が出ないかぎり実現可能です。
設 備
コンセントが足りない!数を増やせる?
コンセントを増やしたり位置を移動させることは比較的自由にできます。ただしコンセントを増やしたことで、電化製品を多く使うようになり、電力会社との契約内容を大きくする必要が出てくる場合があります。
木製の玄関ドアに変えられる?
防火地域では耐火または準耐火建築物にしなければなりません。準防火地域では延焼の恐れのある部分は防火戸や防火設備が必要です。

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情報を収集し、依頼先を決定する

依頼先は幅広く、情報収集をしたうえで決定することが大切。気に入った依頼先をいくつかピックアップしたら、希望のリフォームがいくらでできるか、見積もりを取りしっかり比較しましょう。
■情報収集はどうする?
情報誌
リフォーム関連の情報誌からは参考にしたい施工例やノウハウなど、リフォーム全般の知識や情報を幅広く収集することができます。
カタログ
設備機器はたくさんあり、どの機種を選ぶかで価格も機能も違ってきます。昨日の詳細や価格などがわかりプランを比較検討するときに便利です。ショールームで手に入るほか、メーカーや販売店に送ってもらうことも可能です。
ショールーム
設備機器などの実物を体感できるショールームは情報の宝庫。実際に体感して寸法などが自分に合うか確認してみましょう。
図書館・書籍
施工例や依頼先の選び方、費用や建物の状態によるプランの制約など、知っておきたいリフォーム全般に関する情報は書籍からも入手できます。
インターネット・口コミ
ホームページで施工例を公開している会社や、実際にリフォームした人の意見や情報も役に立つでしょう。
見積もりは複数の会社に出してもらおう
工事を依頼する会社を、最初から1社にしぼりこむのは避けたいもの。ベストは依頼先を選択するためにも複数の会社からプランや費用の見積もりを出してもらい比較する「相見積もり」を取りましょう。

「プランづくりを依頼しておいて、断るかもしれないのは、その会社に失礼ではないか」と心配する人も多いようですが、リフォームは自分たちの暮らす場所に手を入れるもの。費用も決して小さくないわけですから遠慮は必要ありません。

相見積もりの流れと気をつけたいポイントは、次のチャートを参考にしてください。
【1】工事内容と予算を決める
まずはコレを決めなければ依頼のしようがありません。大切なのは後でもめないように、リフォームをする個所や内容について、家族の意思を統一させておくことです。リフォーム会社に依頼する前に、全員で話し合う機会を設けましょう。
【2】依頼先候補を3~4社にしぼる
あまりにたくさんの会社に依頼してしまうと、見積もりがあがってきたときに、どこをどう比較すればいいのか、どの会社に決定すればいいのか混乱してしまいます。じっくり比較して決めるなら、依頼先候補は3~4社が妥当でしょう。
【3】見積もりを依頼する
希望のリフォーム内容や予算をまとめておき、どの会社にも同じ条件で依頼しましょう。ばらばらな頼み方をすると、あがってきたプランの比較ができなくなります。また、他の会社にも見積もりを依頼していることを伝えておくのもマナーです。
【4】各社からの見積もりを受け取る
工事費用の見積書とプランが各リフォーム会社から提出されたら、どんな材料や設備機器を使用するかを明記した「明細書」があるか、間取り変更を含むリフォームであれば「図面」が添えられているかどうかを確認しましょう。
【5】プランや費用を検討
各社からの見積もりを比較。価格だけでなく、どんなプランが提案されているかをじっくり比べましょう。同じ工事の見積もり価格に開きがある場合は、施工の過程や使う資材のグレードが違うことも。疑問点があれば遠慮なく質問しましょう。
【6】依頼先決定
依頼する会社を決めたら各社に速やかに報告。依頼先とはその後、詳細なプランニングを行うことになります。なお、提出されたプランを相見積もりと関係のない工務店等に直接頼んで、安く施工してもらうことは甚大なマナー違反です。

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見積書・契約書をチェックする

家を購入するときや新築するときと同様に、リフォームの場合も書類の確認や契約書のチェックは重要です。
トラブルを防ぐためにも、慎重に行いましょう。
見積書
リフォームにかかる工事費用を明記した書類・費用の総額だけでは記載したおおまかな見積もりでは内容がつかめないので、どんな工事にいくらかかるのかという内訳が書かれたより細かい見積もりを示してもらうことが必要です。見積書をもらったら、プランニングの時に決めた設備仕様が盛り込まれているか、予算が考慮されているかどうかを確認しましょう。
仕上表
内装材や外装材、設備機器などの種類・商品名・品番などを記した書類。
会社によっては、見積書や図面に仕様書き込まれているため、仕上表は省略されている場合もあります。商品名や品番だけでは色や機能、グレードなどがわからないのでショールームで実物を見たり、カタログや見本を見せてもらうことが大切です。
また、打ち合わせで選んだものと合致しているかどうかの確認も大切です。
契約書
契約を結ぶために必要な重要事項が記載された書類です。施主とリフォーム会社双方が署名・捺印することで工事請負契約が取り交わされます。同じものを2通作成し、双方が1通ずつ保管します。
契約約款
契約に伴うさまざまな取り決めを文書にしたもの。通常は契約書とセットになっており割り印をして渡されます。施工が設計書や仕上表と違った場合の改良義務や瑕疵重要事項が書かれています。ごく小規模なリフォーム工事の場合、契約書・約款とも簡略化された書類を用意している会社もあります。

問い合わせやご相談など、お気軽にご相談ください

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